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■毎月の適正返済額
金融機関が融資を判断する指標として、返済比率という数字があります。
これは、収入の何%までを返済することができるかの判断の目安となるものです。
算定式は
(毎月返済額×12+ボーナス月の上乗せ返済額×2)
÷ 税込み年収
返済比率の上限は申込人の年収によって定められ、銀行ごとに若干の違いはあるものの、おおむね下表のようになっています。
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税込み年収 |
返済比率 |
年間の上限返済額 |
300万円未満 |
上限25% |
〜75万円 |
300万円以上500万円未満 |
上限30% |
90万円〜150万円 |
500万円以上800万円未満 |
上限35% |
175万円〜280万円 |
800万円以上1500万円未満 |
上限40% |
320万円〜600万円 |
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衣食などの人間が生活に必要な最低コストは人によって大差がないため、収入が多ければその分多く返済できると考えられ、年収が高いほど上限比率がゆるくなります。
たとえば、年収400万円のケースでは返済比率の上限が30%となるため、
400万円×30%=120万円
年間の返済額が120万円までなら返済できるということになります。
仮に毎月の返済を7万円とすると、ボーナスの増額部分が17万円となります。
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