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■元利均等と元金均等とは?
元利均等返済とは、名称からもわかるように、元利の合計額、つまり毎回の返済額が均等になる方式です。
金利が変わらなければ、1回目から最数回まで返済額は同じです。
元金と金利の比率を調整し、毎回の返済額を同一にしているため、当初は元金の返済比率が非常に小さく、返済が進むにつれて元金の返済比率が高くなっていきます。
元金均等返済に比べ、当初の返済額が少なくなることが最大のメリットです。
その反面、返済してもなかなか元金が減らないため、完済までの総返済額では、元金均等返済に比べ多くなることがデメリットです。
これに対して、元金均等返済とは、元金を総返済回数で割って毎回均等に元金を返済していく方法です。利息は元金が減っていくにつれて減少していきます。
毎回の返済金額が徐々に減っていくことになります。
最大のメリットとして、元利均等返済に比べて、元金の減少が早く、完済までの総返済額も少なくなります。
しかし、その分、当初の返済額は元利均等返済に比べ、多くなり、返済計画に余裕のある人でないと利用しにくい点がデメリットです。
以前は、元利均等返済を利用する人が圧倒的に多かったのですが、最近では元金均等返済のメリットも知られるようになり、利用者が増える傾向にあります。
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